Airbnb・じゃらん・楽天STAY…プラットフォーム選びで差がつく集客戦略
民泊を始めたばかりのホストから、こんな相談をよく受けます。
「Airbnbに登録したけど、なかなか予約が入らない」「どのサイトを使えばいいか迷っている」
実は、プラットフォームの選び方ひとつで稼働率が大きく変わります。「とりあえずAirbnb」という選択が、あなたの物件に合っていないケースも少なくありません。
この記事では、主要4プラットフォームの特徴と、物件タイプ別のおすすめ組み合わせをお伝えします。
📊 主要プラットフォーム 特徴比較
主要4プラットフォームの特徴
Airbnb
世界190カ国以上で展開する、民泊プラットフォームの代名詞的存在です。外国人ゲストの集客力は群を抜いており、インバウンド需要を取り込みたい都市部・観光地の物件には欠かせない選択肢です。
一方で手数料は15〜20%と高め(サイトコントローラー利用時)で、競合物件も多いため、差別化のための工夫が必要です。レビュー評価が集客に直結するため、最初の数件のゲスト対応が特に重要になります。
向いている物件:東京・大阪・京都などの主要都市、国際的な観光地
じゃらん
国内旅行需要に特化した、日本最大級の旅行予約サイトです。国内ユーザーの認知度が非常に高く、日本人ゲストをメインターゲットにする場合に強みを発揮します。
Airbnbと比べると手数料がやや低く、国内旅行シーズン(GW・お盆・年末年始)の予約が集中しやすい特徴があります。
向いている物件:地方の観光地、温泉地、ファミリー向け物件、国内ターゲット向け
楽天STAY
楽天グループの宿泊予約サービスです。楽天ポイントとの連携が強みで、ポイント還元を目当てにした国内ゲストの需要を取り込めます。競合物件数がまだ少なく、新規登録した物件が上位表示されやすいという現状のメリットがあります。
手数料が安く(一部がゲスト負担となる)、一棟貸しや地方物件との相性が良いプラットフォームです。
向いている物件:一棟貸し、地方・郊外の戸建て、グループ向け物件
Booking.com
ヨーロッパ発祥の世界最大級の旅行予約サイトです。欧米・アジア圏からのインバウンド需要が強く、Airbnbとは異なる国籍のゲスト層にリーチできる点が特徴です。ホテルとの競合になりますが、民泊物件も多数掲載されており、外国人需要の取りこぼしを防ぐ意味で有効です。
向いている物件:インバウンド需要が見込めるエリア、長期滞在向け物件
物件タイプ別・おすすめ組み合わせ
プラットフォームは「1つだけ登録する」より、複数を組み合わせるマルチチャネル戦略が収益最大化の基本です。
都市部・インバウンド狙いの物件には、Airbnb+Booking.comの組み合わせが効果的です。外国人ゲストへのリーチを最大化しつつ、国籍の異なる旅行者層を幅広くカバーできます。
国内旅行需要が中心の観光地・地方物件には、じゃらん+楽天STAYが向いています。国内ユーザーへの認知度が高く、ポイント経済圏のユーザーも取り込めます。
あらゆる需要を取りこぼしたくない場合は、Airbnb+じゃらん+楽天STAYの3本立てが理想です。ただし管理の手間が増えるため、後述する一元管理ツールの導入を強くおすすめします。
マルチチャネル運用の注意点
複数プラットフォームを同時運用する際に、必ず気をつけるべきことがダブルブッキング(二重予約)の防止です。
AサイトとBサイトで同じ日に別々のゲストが予約してしまうと、どちらかをキャンセルせざるを得ず、ペナルティやレビュー低下につながります。アカウント削除の可能性も出てきます。
これを防ぐにはチャネルマネージャーと呼ばれる一元管理ツールの導入が必須です。代表的なツールとしてはSmoobu、Lodgify、Hostaway などがあり、複数サイトの空き状況をリアルタイムで同期してくれます。
ツールの詳細については、別記事「民泊運営を”自動化”するツール活用術」で詳しく解説します。
まとめ
プラットフォーム選びは「有名だから」「みんな使っているから」ではなく、自分の物件のターゲットゲストに合わせて選ぶことが大切です。
- 外国人ゲストを狙うなら → Airbnb+Booking.com
- 国内ゲストを狙うなら → じゃらん+楽天STAY
- 両方狙うなら → 3〜4サイトをチャネルマネージャーで管理
「自分の物件にどの組み合わせが最適か迷っている」という方は、ぜひ一度ご相談ください。エリアや物件タイプをもとに、最適なプラットフォーム戦略をご提案します。


